JA東京スマイル

JA東京スマイルについて

ごあいさつ

組合員をはじめ地域の皆さまにおかれましては、平素よりJA東京スマイルの事業、活動に対しまして、格別のご理解とご支援、ご協力を賜り、心より厚く御礼申し上げます。

新型コロナウィルス感染症は、第5類に分類変更され日常生活が戻り、人と人の交流の場も増えてきました。過去3年間のような規制条件つきの社会に戻らないよう願うばかりです。さて、昨年度を振り返りますと、大雨被害など地球温暖化が原因とみられる災害が多くなっていると感じています。自然災害に対しての危機意識や万一に備えた事業継続計画を更に強化し、組合員・利用者の負託に応えていかなければならないと考えております。

 一方、農政面では、令和4年に期日を迎えた生産緑地の特定生産緑地への移行について、管内の対象生産緑地の9割以上が指定を受けました。更に、食料・農業・農村基本法の改定に向けて都市農業の位置づけを確りするよう運動を展開し、農地の維持・保全に向けて、積極的に取り組んでまいります。

このような情勢のもと、「組合員・JA・地域が紡ぐ知恵と創造と協同の輪」をメインテーマに、持続可能な東京農業と豊かで暮らしやすい地域社会の実現に向けた自己改革に取り組み、総合事業を営むJAとして、農業振興と地域社会貢献を通じて組合員や地域の皆さまに「おらが農協」という思いを強く感じて頂けるよう、役職員が一丸となり、今後も支えてくださる多くの皆さまのために誠心誠意努力を重ねてまいる所存でございます。より一層のご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。

令和5年7月
東京スマイル農業協同組合
代表理事組合長 眞利子伊知郎

役員一覧

代表理事組合長眞利子 伊知郎
代表理事副組合長柴田 清
代表理事専務谷古宇 博
常務理事臼倉 敏行
常務理事市村 朋宏
常務理事髙橋 宏明
代表監事西野 利一
常勤監事横田 敏彦

経営理念・ビジョン

経営理念

組合員とともに、農業と緑のある環境を守り、安心で笑顔のあふれる地域づくりとより良いサービスを提供し貢献します。

ビジョン

  1. JA東京スマイルは、都市農業の大切さが地域に根ざすよう、担い手と共に安全・安心な農産物の提供に取り組みます。
  2. JA東京スマイルは、組合員の声に耳をかたむけ、絆を強め活力ある組織をつくります。
  3. JA東京スマイルは、すべてのお客様に、きめ細やかなサービスを通して、利益と満足を提供します。
  4. JA東京スマイルは、コンプライアンスの強化と財務の健全化により、経営の改革を進めます。

JA東京スマイルの取り組み

JA東京スマイルは、令和4年度より新たな3ヵ年計画『組合員・JA・地域が紡ぐ知恵と創造と協同の輪』をメインテーマに、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として、持続可能な東京農業と豊かでくらしやすい地域社会の実現に向け、4つの取り組み骨子を掲げ事業活動を展開してまいります。今後も施策の確実な実践を通し、組合員・地域社会のニーズに応え、必要とされるJAを目指してまいります。

取り組みの骨子

  1. 持続可能な東京農業の確立

    組合員との対話を重ねながら、生産・販売事業の強化による農業者の所得増大に取り組みます。
     また、農業の担い手の育成・支援や組合員が農地・農業を次の世代に受け継いでいくための支援を行います。

  2. 持続可能な組織基盤の確立

    組合員・支部組織・組合員組織との徹底した対話を通じてJAへの信頼を高め、関係の強化に継続して取り組みます。
     また、組合員・役職員が共に学び、共に歩む組織・事業運営を行い、組合員のアクティブ・メンバーシップを確立します。

  3. 不断の自己改革の実践を支えるJA経営基盤の確立

    各事業の収支シミュレーションによる将来の見通しを踏まえた効率化戦略・成長戦略を策定し、実践することで経営基盤を強化します。
     また、経営の健全性の確保、内部体制の強化、役職員のコンプライアンス意識の向上に取り組み、信頼されるJAを目指します。

  4. 都民と「食」「農」「JA」が織り成す地域社会の実現

    「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として、都市農業の多面的機能を発揮し、継続可能な地域農業・地域社会づくりに取り組みます。
     また広く都民に届く情報発信を行い、東京農業やJAのファンづくりをすすめ、地域住民の積極的なJA事業や活動への参加を促します。

地域に笑顔と豊かなくらし
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JAの概要

名称

東京スマイル農業協同組合

代表

代表理事組合長 眞利子 伊知郎

本部所在地

〒125-0063 東京都葛飾区白鳥4-11-17 / TEL 03-5680-5550(代表)

事業内容

営農指導事業・信用事業(JAバンク)・共済事業(JA共済)・購買事業・販売事業・宅地等供給事業・遺言信託事業・利用事業

設立

2001年(平成13年)4月1日

管内エリア

東京都足立区・葛飾区・江戸川区・江東区(一部)

組合員数

令和5年3月31日現在
正組合員数 4,761名
准組合員数 9,540名
合計 14,301名

主な事業実績・資産内容等

令和5年3月31日現在
出資金 8.17億円
貯金残高 3,358億円
貸出金残高 1,472億円
長期共済保有高 6,178億円
宅地等供給事業収益 1.76億円
購買品供給高 1.81億円
利用(葬祭)事業収益 1.82億円
販売品取扱高 0.77億円

店舗数

本支店15、センター2、直売所3

役員

理事29人(うち常勤6人)・監事5人(うち常勤1人)【令和5年6月28日現在】

職員数

職員288人(うち正職員264人・常勤嘱託17人・パートタイマー7人)【令和5年3月31日現在】

JAの組織図

JAの組織図(PDF)

沿革

2001年(平成13年)4月1日、江東三区にある3JA(足立農業協同組合・葛飾農業協同組合・江戸川区農業協同組合)が合併し、東京スマイル農業協同組合(JA東京スマイル)が誕生しました。

JA東京スマイル20年のあゆみ(PDF)

ディスクロージャー

JA東京スマイルの安心・健全経営を公開いたします。

自己資本比率

金融機関としての安全性、健全性は……

JA東京スマイルの「自己資本比率」は国内基準の4%を大きく上回っており、安心してお取引頂けます。

自己資本額 288億円
自己資本比率 16.67%
経営の健全性とは
 経営の健全性をはかる指標として、「自己資本比率」が用いられますが、その基準は次のようになっています。
  • 国内基準……4%以上
  • 国際基準……8%以上
  • (海外に拠点を有する金融機関)
経営状況

令和4年度の経営状況は……

JA東京スマイルは「地域社会への貢献」と「健全経営」を目差し、お客様のニーズに応えるべく、経営体制の構築を図っております。

経常利益 9億3,244万円
当期剰余金 7億804万円
JAバンク・セーフティネット
資産内容

令和4年度の事業実績・資産内容は……

JA東京スマイルは、資産の安定・充実に努めております。

貯金残高 3,358億円
貸出金残高 1,472億円
総資産額 3,680億円
総資産 3,686億円
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管内の農業について

3地区の農業について

足立地区 葛飾地区 江戸川地区
野菜作付面積上位品目 野菜作付面積上位品目 野菜作付面積上位品目
作付面積順位 作付面積順位 作付面積順位
順位 品目名 面積
(ha)
収穫量
(t)
順位 品目名 面積
(ha)
収穫量
(t)
順位 品目名 面積(ha) 収穫量
(t)
1位 コマツナ 37.7 457 1位 コマツナ 40.8 746 1位 コマツナ 151.1 2,819
2位 エダマメ 18.5 92 2位 エダマメ 8.1 73 2位 エダマメ 3.9 75
3位 ブロッコリー 9.0 60 3位 ネギ 2.5 48 3位 ホウレンソウ 1.8 20
4位 カリフラワー 3.7 30 4位 キャベツ 2.3 99 4位 タカナ 1.6 31
5位 キャベツ 3.5 99 5位 ブロッコリー 2.0 20 5位 スイートコーン 1.0 9
6位 ネギ 2.5 33 6位 ホウレンソウ 1.4 15 6位 ネギ 1.0 20
7位 ダイコン 2.5 68 7位 ダイコン 1.3 55 7位 シュンギク 1.0 43
8位 タマネギ 2.4 29 8位 バレイショ 1.2 22 8位 トマト 1.0 77
9位 ホウレンソウ 2.4 17 9位 トマト 0.8 53 9位 シントリナ 0.9 16
10位 バレイショ 2.3 29 10位 スイートコーン 0.8 7 10位 ダイコン 0.8 57
花卉類 花卉類 花卉類
作付等状況 作付等状況 作付等状況
  面積
(ha)
出荷量
(千本・枚
・鉢・球)
  面積
(ha)
出荷量
(千本・枚
・鉢・球)
  面積
(ha)
出荷量
(千本・枚
・鉢・球)
切花・切葉・切枝 6.6 865 切花・切葉・切枝 0.2 28 切花・切葉・切枝 1.2 47
球根 - - 球根 - - 球根 0.0 4
鉢もの 0.1 1 鉢もの - - 鉢もの 2.8 75
花壇用苗もの 1.2 322 花壇用苗もの - - 花壇用苗もの 3.1 277

※表示単位に満たないものは「0」で表記  
  該当なしは「‐」で表記

「東京都農作物生産状況調査結果報告書」(令和元年産)東京都産業労働局農林水産部 より

農業状況

農業の発展と地域の「輪」を大切に育てます。

地域に開かれたJA

地域に開かれたJAとして、組合員・地域住民に対しサークル活動・行事などへの積極的な参加を促していくほか、区民農園・学童農園・ふれあい農園などの交流型農業によってふれあいとやすらぎの場を提供し、地域に密着して主体的に貢献するための体制を確立します。

営農指導体制の強化と後継者育成

農業振興を実践するため、各種生産者組織と青壮年部等の後継者組織の活性化を図り、営農指導体制を充実します。また、直売事業の拡充などにより、地場産野菜の地産地消運動を積極的に展開し、地域のニーズに応える流通販売対策を推し進めます。

安全・安心な農産物づくりの確立

当JA管内で生産される農産物に関する諸問題を防止するため生産履歴管理・農薬適正使用システムの普及による安全・安心な生産物を促進し、消費者から『食』の安全性への信頼を得られるように努めます。

健康で豊かな暮らしの実現

「組合員・家族の健康で豊かな暮らしの実現」を図るため、健康管理・高齢者福祉活動の積極的展開を図るとともに、気軽に利用できる施設の拡張・整備など、組合員と地域社会の幅広いニーズに総合的に対応する「くらしの拠点」を築きます。

特産農産物

代表野菜 小松菜

私達の地域は「コマツナ」を中心に栽培しており、生産高も都区内ではトップクラスです。

栄養価

ビタミン、カルシウム、カリウム、鉄など、ほうれん草に含まれる栄養分に似ていますが、ビタミンB2の量は野菜の中でもトップクラス。カルシウムの量はほうれん草の約5倍です。

小松菜

小松菜

サラダ小松菜

サラダ小松菜

サラダ小松菜

『サラダ小松菜』は江戸川区と江戸川区農業経営者クラブ、弘前大学の連携で始まった『えどがわ農業産学公プロジェクト』で開発し商品化されました。

ホウレンソウや小松菜には硝酸塩が含まれているため加熱して食べるものだとされていましたが2年間の研究の結果、江戸川区内産・サラダ小松菜の安全性を実証しました。

従来の小松菜よりもえぐみがなく甘みも増して生でも食べやすくなっています。

JA東京スマイル管内で収穫される主な農産物
エダマメ
エダマメ

エダマメ

夏の旬の味覚を代表する『枝豆』は管内では主に足立区、葛飾区で生産されています。特に足立区は23区内でも一番の収穫量を誇っています。露地ものは、春先に種をまき、除草や病害虫などに気をつけながら管理を続け、6月初旬には市場へ出荷されます。7月に出荷の最盛期を迎え、8月のお盆前まで続きます。

キャベツ
キャベツ

キャベツ

キャベツが日本に入ってきたのは明治の初めごろで和名を甘藍といいます。そのむかし、葛飾区細田の中野藤助が栽培研究や改良を続け「中野甘藍」という春に収穫ができる品種をつくり、日本でのキャベツ栽培の基礎を築いたとされています。現在でも葛飾区では特産野菜として生産され市場でも高い評価を得ています。

ツマモノ
ツマモノ

ツマモノ

料理にそえて季節感や風味を演出するために使用する野菜です。足立区の栗原地区を中心に扇、興野地区などで芽紫蘇、穂紫蘇、鮎タデ、ツクバネ、サンショなどのツマモノ栽培が行われています。

亀戸ダイコン
亀戸ダイコン

亀戸ダイコン

亀戸大根の形はニンジンに似て、小ぶりな大根です。味は辛味があり、漬物に適しています。江戸後期は江東区亀戸周辺でつくられていましたが都市化の影響から葛飾区で生産するようになり、現在では葛飾区と江戸川区の数件で生産しています。この貴重な亀戸大根は当JAの葛飾元気野菜直売所にて季節限定で販売されます。

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直売所


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